(最新・確実な)VMwareでWindows XPの音割れの解決方法 (Win 11,10両方対応)

VMwareでゲストOSとしてインストールされているWindows XPの音割れ問題を解決できる方法を二つお知らせします。

 

(方法1)Windowsタイマー精度の値を変更する(ホストOS:Windows 11のみ)最近、Windows11ではOSのタイマー精度の値を変えることができるようになりました。これを利用してこの問題を解決するのです。ただし、この一番目の方法はWindows 11のみ可能です。

ホストOSのWindows 11で(実際利用中のPCのOS)下記のレジストリのパスに移動し、「GlobalTimerResolutionRequests」というDWORD32ビット値を作成し、値を「1」にします。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\kernel]
"GlobalTimerResolutionRequests"=dword:1

 

(方法2)「VMAudioBackHost」というツールを利用する(ホストOS:Windows 10以下の場合)

Windows 10以下の環境では上記の方法ができないため、他の方法としてRaymai97さんが「VMAudioBackHost」というツールを作り出しました。

開発者リンク・ダウンロード
https://github.com/Raymai97/VMAudioBackHost/
ダウンロードリンク「VMAudioBackHost_1.0.0.zip」
https://github.com/Raymai97/VMAudioBackHost/releases/tag/1.0.0

急いでメモ(開発者からの簡単な説明)
仮想マシンではなく、ホストマシン上でプログラムを実行してください!
仮想マシンを起動した後、「Start」ボタンを押してください。
うまくいかない場合は、"Set timer resolution of current process "にチェックを入れて、再度実行してください。
このプログラムはレジストリキー:HKEY_CURRENT_USERを使用します。
このプログラムはVMwareプロセスにDLLを注入するので、アンチウイルスソフトはパニックを起こすかもしれません。